Cheers2022年7月号

004 July 2022 column 令和四年(2022年)4月、春。 暖かいかと思えば急に寒くなる 日もあり、体調の管理が難しい季 節。今や日本の四季も変わってきて おり、無茶苦茶暑いか、無茶苦茶寒 いかのどちらかである。日本特有の 美意識「侘び寂び」なんてものは あったもんじゃない。それに加えて 終わりを見せないこのコロナウイ ルスの波状攻撃。強制されるもぐら 生活。嫁子供のストレスはただただ 溜まる一方。何とか発散させよう と、庭先でキャッチボールやBBQな どをしてみるが、煙や花粉で目が痒 くなり、くしゃみや鼻水で味もわから なくなる始末。こうなれば「意地でも 外に出るものか」と、ひたすら巣篭 もり生活を堪能すべく、もぐら人間、 否、人間もぐらとなり邁進して行こう と決意を固めた。とはいえ、元々イ ンドア気質の私に変化があるかと いえばさほど無く、ただ元々の趣味 趣向の幅?深さ?が少しばかり広 がった程度で、根本的に子供の頃 からやっいる事は変わってはいな い。周りを見ず、それらに没頭して嫁 に白い目で見られようが、子供に愛 想尽かされようが、それはそれは大 きい山の如くソファーから動かな い。あたかもそれが仕事のひとつか の様にこなしていく。そんな自分の 愛する物や人、音楽などをこの場を 借りて紹介出来ればと思っておる所 存でございます。 先日、かなり久しぶりにウルフパック のLIVEがあった。現在活動休止中で はあるのだが、呼んでいただけるのは ありがたいことであります。イベントは 福岡で行われた『NOBOSE×NFGO二 十周年開催』。そのアフターパーティに てライブ、いわば打ち上げでの余興の ような形で行われるLIVEはリハーサル もなくぶっつけ本番、音源はCDで持っ て行ったのだが、レコードかiPhoneから しか音が出せない設備、大ピンチであ る。が、なんとかおしゃべりLIVEで成立 してしまった。途中iPhoneからApple Musicでウルフパックの音源を再生し 完全に口パクで押し通した、ライブに ハプニングはつきものである。その予 期せぬハプニングを、いかにして乗り 切るのかが重要だ。いろんな場所や環 境、状況でライブをこなしてきた我々 であるが、その昔乗り切れなかったハ プニングがあった。びっくりしすぎて固 まってしまったのである。そのいくつ かをご紹介したいと思う。 心霊現象 それはある曲の中盤で突然やっ き た。清水ユーエスケーの肩にズドーンと 乗ったのである。突然歌うのをやめる清 水、何事かとみてみると、肩をおさえて 苦しそうだ。曲は流れ続ける。ただ事で はない、最初は何かの演出かと思い笑 い声も聞こえたが、即座に静まり返る 場内。音も止めた、シーーーーン。固まっ てしまった。一分ほど休んだのであ 一周回って正常な状態コラム 変態の中の変態 ウルフパックの ピアノ売ってちょうだい♪

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