13 高速なストレージI/Oが求められる用途においては、NAS を次ページでも説明するAFA（All Flash Array）構成 にすることもあります。 AFA構成ではオーバースペックとなるケースにおいては、 SSDとHDDを組み合わせることによりQtier（自動階層 化）やキャッシュとしての部分的な高速化もQNAPであ れば柔軟に行うことができます。 NASの機能によりデータを他NASにレプリケーションして おけば、メイン機の障害や自然災害等への対策も備える ことが可能になります。 ESXiやHyper-VのデータストアとしてNASを利用 データストアにNASが必要な理由 ハイパーバイザー間で仮想マシンを稼働したままで移動、HA構成、etc、一部の機能ではネットワーク共有ストレージ、つまりNASが必須となります。 NASを使うことにより、ハイパーバイザー側サーバやネットワーク負荷をストレージにオフロードすることも出来るようになります（例えば、VMware VAAI/Microsoft ODXやレプリケーションなど）。 また、複数サーバのデータをNASに統合することにより、ストレージ容量を効率的に利用できるようになったり、データ集約により管理（容量管理、監視や バックアップ、etc）も容易になっていきます。 VAAIやMicrosoft ODX対応NAS ハイパーバイザー （ESXi/Hyper-V/etc） APP/DB OS VM APP/DB OS VM APP/DB OS VM CPU メモリ NW ハイパーバイザー （ESXi/Hyper-V/etc） APP/DB OS VM APP/DB OS VM APP/DB OS VM CPU メモリ NW ハイパーバイザー （ESXi/Hyper-V/etc） APP/DB OS VM APP/DB OS VM APP/DB OS VM CPU メモリ NW NASをデータストアとして利 用。NFSやi SCS Iなどでマ ウント。 HDD、SSD（AFA）、HDDと SSDのハイブリッドなど柔軟に 構成可能。 増分ブロック転送で遠隔地 にもレプリケーション可能。 メイン機NAS不具合時には サブ機NASへの切替。 QNAPのようにVMware VAAI やMicrosoft ODXに対応してい るNASであれば、ESX i /Hy - per-Vサーバやネットワークに負 荷がかかるような処理（例えば、 データコピーや仮想マシンのク ローン作成など）をNAS側に任せ て、サーバは仮想マシン自体の稼 働に必要な処理に集中することが できます。 VAAI OFF VAAI ON ESXi Host ESXi Host Windows Host iSCSI datastore Write Read Copy Cmd VM VM’ iSCSI datastore VM VM’ Copy Copy Command Copy Virtual disk 1 Virtual disk 2
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